大学はボッチでも単位を取れるのか?
大学でボッチになってしまいそうで、しっかりと単位をとって卒業できるのか不安だ!と思う方は多いのではないでしょうか。そこで現役ボッチ大学生である私が現状と単位取得のコツを解説していきたいと思います。
大学ボッチは単位を取りづらいのか?
取りづらいが無理ではないです。
どういうことかというと、サークルに所属しているとどの授業が楽単(簡単)でどの授業が落単(難しい)なのかの情報が手に入ると同時に、過去問を共有している(グーグルドライブなどに先輩方の過去問を掲載している)ところであれば過去問も入手できるので、試験の傾向がわかり単位が取りやすくなります。
なのでボッチだとその恩恵を受けることができない分、難しくなってしまうということです。
ではボッチになったらゲームオーバーなのでしょうか?
それはありません。
ボッチにもメリットがあり、それは時間がたくさんあるということと一人なので動きやすいということです。
このメリットを上手く使えばボッチでも乗り越えることができます。
実際に私は現在大学2年でずっとボッチなのですが、一つも単位を落としていません。
このことからもわかるように対処方法さえ知っていればボッチでも大学は乗り越えられるのです。
しかし、それでも自分が本当にボッチでもやっていけるか不安だと思うかもしれません。
そこでその不安を解消するために、ボッチで単位を取る上で何が問題でその対策は何なのかを明確にし、その具体案を知ることで不安を解消していきましょう。
問題
ボッチで単位を取る上で問題となるのは
- わからない問題があった際に聞ける友達がいない
- どの授業が簡単かわからない
- 過去問が手に入らない
の主に3つです。
つまりこれを解決できればボッチでも安心して単位を取ることができると言うことです。
ここからはそれぞれに対する対策を考えて行きましょう。
対策
その1 わからない問題があった際に聞ける友達がいない
調べてもわからない問題があった際はどうするか。
この対処方法はいくつかあります。
難易度別に見ていきましょう。
難易度1 図書館やメルカリで参考書を複数手に入れる
自分たちの大学で指定されている参考書では乗っていない解説も他の参考書では例題付きで乗っているなんてことも珍しくありません。
また、違う解説を読むことで違う角度から問題を見ることができ、理解しやすくなります。
図書館やメルカリならお金もそこまでかからないし一人でできるのでボッチでもやりやすいです。
難易度2 知恵袋などの質問サービスを利用する
わからない問題もweb上で質問してみるとかなりの確率で回答してくれます。
しかし、教授によっては知恵袋をチェックしていたり、インターネット上での質問を不正行為とみなす人もいるので、問題をそのまま質問するのではなく、わからない部分と分かる部分に分解してからわからないところだけを質問するなど工夫して質問する必要があります。
難易度3 教授に聞きに行く
確実な方法ですが、聞きに行きづらい、、、ボッチには難易度が高いかもしれません。
しかし、一度行ってしまえば2回め以降は行きやすくなります。
なぜなら、教授は基本的にうぇーいみたいなチャラい雰囲気ではなく研究職ということで落ち着いた雰囲気の人が多いからです。
放課後に勇気をだして行ってみるのも手です。
難易度3 ココナラを利用する
ココナラとは個人のスキルを気軽に売り買いできる日本最大級のスキルマーケットのことです。
ここではお金を払って授業のわからないところや課題についてわからないところを教えてもらうことができます。
現役大学生から有名大学卒業生まで勉強のプロがたくさんいるので安心して質問できます。
ただお金がかかってしまうので、最終手段として使うなどして考えて使用する必要があります。
1時間1000円〜教えてもらうことができます。
その2 どの授業が簡単かわからない
どの授業が楽単(簡単)で落単(難しい)のかを知るにはインターネット掲示板であるみんなのキャンパスとTwitterが効果的です。
みんなのキャンパス
みんなのキャンパスは各大学の授業内容や単位取得難易度、教授のことなどを口コミによって知ることができる掲示板サイトです。
これにより授業の情報を事前にチェックして落単を避けたりすることができます。
ツイッター
同じ大学の同じ学科の先輩・同級生(特に先輩)を見つけたら全員フォローするようにします。
さらにフォローした人のフォローリストから同学科の人をフォローするということを繰り返します。
ある程度フォローできたらツイッターの検索フィルターを使って自分がフォローしているユーザの投稿のみを絞って自分が受けようとしている授業の名前を検索します。
やばい授業であれば、「〇〇のレポート課題がきつい」や「〇〇先生はくそ」といったマイナスな投稿が目立ちます。
そういった授業を避けて受けるようにすれば難しい授業を取らずにすみます。
その3 過去問が手に入らない
これの直接的な解決方法はありません。なのでその他の方法で対処します。
完璧を目指さない
過去問が入らない分不利なので、完璧を目指そうとすると膨大な勉強時間が必要になってしまいます。
高校と違い大学の勉強は抽象的で分かりづらいことが多いので過去問がないボッチがテストで100点を目指すのは無理があります。
なので目標を8割にして、実際のテストでは6割以上を取れるように計画を立てて勉強していきます。
なぜ8割を目標にするかというと、「80点の完成度に達するには2割の時間でよいが、残り20点を高めるためには8割の時間がかかる」というパレートの法則というものがあるからです。
完璧をめざさないことは単位取得しやすくなるほか効率的でもあるのです。
大学では課題とテストをあわせた6割以上の点数で単位を取得できるので、完璧である必要はありません。
授業をしっかりと聞く
え、そんなこと?と思うかもしれませんが、教授の中にはどの問題が重要なのかなどをさり気なく教えてくれる人が結構います。
黒板やプリントには書かないけど、口頭でさらっと言う感じです。
それを逃さないようにすれば単位も落とす確率がぐっと低くなります。
図書館やメルカリで参考書を複数手に入れる
過去問のメリットはテストの傾向を知れる他に、問題演習を積めるというメリットがあります。
大学の授業や教科書では例題や練習問題があまりないので、演習不足の結果単位を落としてしまうということが少なくありません。
これをカバーするために、大学で指定されている教科書以外の参考書を使い、同じような問題を問いて演習積みます。
勉強習慣を作る
その日の終わりと週末には一週間の復習をして、また一ヶ月後に復習をするという習慣を作ることでテストまで勉強したことを忘れずにいることができます。
これはエビングハウスの忘却曲線に基づいて復習を行っています。
この忘却曲線によると、勉強したことを1時間後には56%忘れてしまうということがわかっています。
つまり授業を受けても1時間後には半分は覚えていないということです。
これを防ぐためには間隔を開けてこまめに復習をする他ありません。
これを聞くと大変そうに思うかもしれませんが、復習は教わったことをなぞるようにすればいいので一つの科目にたいして5〜10分でOKなのでそこまで大変ではありません。
また、この習慣を身につければテスト前にも慌てずに対策することができるようになるため効果的です。
まとめ
以上が問題とそれに対する対策でした。
いかがでしたか?
各対策に共通するのは自発的に動く必要があるということです。
ボッチであっても単位をとることはできますが、ボーっとしていては取ることができません。
これらをする労力とサークルに所属したりする労力を天秤にかけて一度考えて見ることをおすすめします。
しかし自発的に考えて動く癖が付けば単位だけでなくインターンや就活にも有利になるという利点があり、ボッチになるというのは悪いことだけではありません。
ボッチだからと悲観せずにむしろ自分の能力(自発的に動く力)を鍛えるチャンスだと思い、ポジティブに行きましょう。